仕事では社内独自のフレームワークを使っており、既存のフレームワークを使った事が無かったので勉強を兼ねてLaravelを触ってみた。
Laravelを選んだ理由
PHPのフレームワークではCakePHPやZendFrameworkなどあるけど最近シェアが増えているのはLaravelらしいのでLaravelにしようというのがざっくりとした理由。
開発環境
本番環境はさくらレンタルサーバーを利用するがまずはローカルで触って見たかったので
開発環境は以下の通りにした
- Docker
- Docker-compose
まずDockerの環境は以下のように構築
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Dockerのアプリケーションコンテナのイメージは「PHP8.3-fpm-alpine」を利用し、
Node.jsとnpmやcomposerを使う為、一緒にインストールするようにDockerfileを作成。
Laravelのインストール
composerを使ってLaravelをインストール 。 インストール時に色々と設定出来るみたいだけどとりあえずはデフォルトでインストール。
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インストールが終わったら「src」内にlaravelのソースが入って来る。
次にキーの再生成を行ったほうがいいらしいので、laravelのコマンド「artisan」を使って鍵の再生成をする。
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Bootstrapやキャッシュディレクトリのパーミッションを設定。
今回はテストなので「777」にしているが本番運用の際は適切なパーミッションにしたほうがいい。
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storageディレクトリを「public」ディレクトリで利用するためにシンボリックリンクを貼る。
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データベースを使うので「.env」ファイルにデータベース接続情報を書いてマイグレーションを実行。
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最後に一応composerのinstallを実行しておく。
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これで一応Laravelの初期インストールは完了。
Laravelに会員登録機能をつける
laravelでは会員登録用のプラグインが何種類かあるみたいだけど今回は手軽な「breeze」をインストールする
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これでLaravelのWelcomeページに「Login」と「Register」が表示される。
Bootstrapを使う
tailwindcssでは無くBootstrapを使う場合は以下のようにする。
はじめにtailwindcss関係を削除
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bootstrapをインストール
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bootstrapをインストールしたら「resources」の中に「sass」ディレクトリを作り「app.sass」を作る
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作った「app.sass」に以下を追記
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参照先が「sass」になるので「vite.config.js」の設定を変更する。
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「resource/views/layouts/app.blade.php」にも参照している箇所があるので修正する。
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npmを使ってbuildする。 開発環境だと「npm run dev」をするのがいいらしいが今回はbuildする。
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tailwindcssを使わないのでbuild後アクセスするとレイアウトが崩れてしまってるがとりあえずOK。
構築した感想
とりあえずざっくり出来たので後は色々作ってみようかなぁ