ローカル環境内でPHPの開発を行えるXAMPPでSSL(https://~)を使った開発が必要になったのでメモメモ。
このサイトを参考にローカル環境のSSLを構築していく。
ちなみにXAMPPはインストール済み、SSLは使用できる状態にしておく。
今回行ったXAMPPのバージョンは1.8.1でPCはWindows上で行った。
バーチャルドメインの設定
XAMPPを使ったローカル環境での開発を行う場合「localhost」ってURLはあまり使いたく無い(個人的に)ので
バーチャルドメインの設定をする。
バーチャルドメインを設定することで、自分のPCとXAMPPが起動している間、自分で設定したURLでアクセスする事が出来るので
やっておく。
XAMPP側の設定
はじめに「C:\xampp\apache\conf\extra」にある「httpd-vhosts.conf」をエディタで開く。
エディタで開くと19行目あたりにある下記ソースの先頭に#が付いているので外す。
NameVirtualHost *:80
次に以下のような感じのコードを末尾に追加。
※ローカルでのテスト環境の為、セキュリティ設定とかは除外する。
<VirtualHost *:80> DocumentRoot "C:\xampp\htdocs\test" //←アクセスされた時に表示させるディレクトリパス ServerName test.com //←好きなドメイン </VirtualHost>
設定が完了したら保存して、XAMPPを再起動する。
PC側の設定
XAMPPの設定を行っただけだとPC上で「このURL存在しねーぞ」って怒られるので
PC上で「このURLだったらローカルに飛ばす」という設定をする必要がある。
まず、「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」にある「hosts」ファイルをエディタで開く。
開くと英文でズラッと書いてあるけど気にせず最後の行に設定を記述する。
記述方法は指定したURLをどのIPに飛ばすかという書き方なので、先ほどXAMPPで設定したURL
(例でtext.com)をローカルPCに飛ばすようにすればいい。
XAMPPの場合IPは「127.0.0.1」にすればいいので
127.0.0.1 test.com
と記述し、保存すれば完了。
後はブラウザでアクセスしてみたり、dosコマンドでIPを確認すればいい。
SSLの設定
バーチャルドメインの設定が終わったら次にSSLの設定を行う。
まず、「C:\xampp\apache\conf\extra」にある「httpd-ssl.conf」をエディタで開き、80行目あたりにある
ソースを変更する
変更前:<VirtualHost _default_:443> 変更後:<VirtualHost *:443>
そして次に「DocumentRoot」と「ServerName 」とか編集する。
ここの編集はさっきのバーチャルドメインの設定と同じ。
必要に応じて「ErrorLog 」や「SSLCertificateFile 」、「SSLCertificateKeyFile 」、「CustomLog 」
を編集するけど、今回はスルー。
編集し終わったら保存し、Apacheを再起動すれば設定完了。
設定したバーチャルドメインを「https」でアクセスし、問題無く表示されたらSSL設定完了。
まとまってない まとめ
今回の設定で一応ローカル環境でSSLを使うことができた。
実際にサーバーで構築する時はまた方法が違いますが、ローカル環境のみでやるには
十分だとおもいます。
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